『あったかハートでコンプレックスを魅力に変える!
キラキラ毒出しセラピー』
心理セラピストのななかみ奈緒です。
職場にいるちょっと苦手な人。
本当は距離を置きたいけれど、
- 「私が我慢すれば丸く収まるし…」
- 「仕事だし、関係がこじれないようにしなきゃ…」
そんなふうに、つらい聞き役に回ってしまうことはありませんか?
実際に、Aさんはこんなふうに悩んでいました。
「同僚の○○さん、機嫌が悪いときの態度がすごく怖くて…。
でも、空気を壊したくなくて合わせてきたんです。
あの爆発がどこで来るかわからないから、地雷踏まないように合わせるので必死。
今はもう、その人が近づいてきただけで心臓がドキッてしてしまいます。
正直しんどいです。胃がキリキリして食欲もなくなってきました」
本音を言えばできるだけ関わりたくないけれど、
「関係を壊したくないから」「その場がうまくいけばいいから」と相手に合わせてしまい、
延々と付き合い続けてしまう…これはとてもしんどいことです。
Aさんは身体と心の不調に気づかれて、カウンセリングに来てくださいました。
【ズバリ解決策】自分はどこからがイヤなのかを知り、相手との間に一線を引こう

あなたの心地よさを守るために大事なポイントがあります。
それは、
「ここまでならできるけど、これ以上は無理」
という自分の線を知ることです。
そして、「私はここまでです」という意志を相手に伝えることです。
心地よい人間関係って、人それぞれなんです。
Aさんの例でいうと、Aさんは同僚さんとのやり取りにしんどさを感じていますが、
もしかしたら、同僚さんはAさんに言いたいことを聞いてもらえてスッキリしているかもしれません。
しかし、同僚さんの気持ちを優先してAさんの気持ちを犠牲にしてしまうと、
Aさんは疲れ切ってしまいます。
自分のペースを大事にする
無理せず関われる範囲を決める
会話を途中で切ることを「失礼」だと思わない
「私はこの話には付き合えるけれど、ここからは付き合わない」
「〇〇さんの機嫌がいいときには話すけど、機嫌が悪い時は私を守るために速やかに離れます」
こういった一線を、自分を相手との間に引いてみましょう。
実は、自分の線をはっきり示せる人は、周りからもその線を尊重してもらいやすいです。
一番大切なのは、あなたがこれ以上、疲れないこと。
それは、相手を否定したり、嫌うということではありません。
これを読んでくださっているあなたにも、
相手を大切にしようとするあまり、自分を犠牲にしてきた経験があるかもしれません。
あなたの優しさに知らず知らずのうちに助けられた方はたくさんいると思います。
でも、あなたはもっと自分を大切にしていいんです。

【なぜそうするの?】相手を優先し続けると、心と身体を壊してしまうかも

「相手を不快にさせたくない」「ちゃんと話を聞かなきゃ」
と我慢を重ねていると、
その我慢はやがて『苦しみ』となって心をすり減らし、
あなたの心や身体に悪い影響を与えます。
このような心のSOSには要注意
身体に不調が出る(頭痛、腹痛、食欲の変化、眠れない、疲れがとれない など)
急に涙が止まらなくなる
些細なことで怒りが爆発する
好きなことが楽しくなくなる、興味ややる気が湧かなくなる
そして、人それぞれ心地よい人間関係の線は異なるため、
あなたが相手に伝えなければ、
あなたの苦しさは相手に伝わらないままです。
その結果、何度も相手に線を飛び越えられてしまいます。
だからこそ、
小さなことでも「今は無理かも」と思ったら、
自分を守る線を引き、言葉や態度で伝えていくことが大切です。
【具体例】7タイプ別「ちょっと苦手な人」との距離の置き方ヒント集

ここでは、職場によくいる「ちょっと苦手な人」7タイプに合わせて、
「私はここまで」と線を引き、距離を置く関わり方のコツをお伝えします。
① 感情の起伏が激しく、機嫌に左右されやすい人
- 不機嫌な空気をまともに受け止めない。言われても真に受けなくてOK。
- 「今日は雨なんだな」くらいの距離感を持つ。
イメージ:防御の傘をさして、心に浴びすぎない。
② 圧が強く、声や態度に威圧感がある人
- 無理に会話を続けなくてOK。
- 「こちらに置いておきますね」だけで退散するのも一つのスキル。
③ 「私は正しい」が口ぐせの人
- 「そういう見方もありますね」と受け止めて深入りしない。
- 自分の意見は、信頼できる人とのみ共有すればOK。
④ 自分の話ばかりする人
- 「すみません、もう会議が始まりそうなので…」など、自分の都合で席を立ってOK。
会話を切るのは「冷たい」ではなく「自分の心を守る手段」。
⑤ 影で悪口を言う人
- 「そうなんですね(無感情)」でスルー。
- 「そう思わない?」には、「直接関わってないので…」で回避。
同調しないことで敵になるわけではありません
⑥ 年上や上司の立場でマウンティングしてくる人
- 「なるほどですね」と敬意だけ見せて深入りしない。
- 目線や体の向きで軽く距離を取るのも◎。
⑦ 他人と比べるようなことを言ってくる人
- 「私は私のやり方で進めてみますね」と、自分に戻す言葉を使う。
比べることで誰かを評価する関係は、居心地がいいとは言えません。
【まとめ】あなたの線を知り、相手に伝えることで、安心してすごせる人間関係に近づく

「断るのはしんどい。合わせるほうがラク」というお気持ちもあるかもしれません。
しかし、我慢は短期的には何とかなっても、
長期的には心や身体に悪い影響を与えてしまいます。
つらい人間関係から距離を置くカギは、
『あなたの線を知り、自分を守るために線を大事にする意識を持つこと』
『言葉や態度で相手に伝えていくこと』です。
少し距離をとってみる
会話を切るタイミングを見つける
「今は無理だな」と思ったら、一歩引いてみる
言われたことを真に受けすぎない(雨には傘で身を守る)
そんな小さな選択の積み重ねによって、
あなたがあなたの心を守り、相手からも守られる関係に近づいていきます。
勇気を出して、自分の心を優先してみてくださいね。
もっと「自分を大切にする人間関係の作り方」を学びたい方へ
カウンセリングでは、こうした「自分の心の守り方」「人との距離のとり方」を一緒に練習することができます。
興味がある方は、お気軽にご相談くださいね。
あなたの優しさが、あなた自身も包みこめるものでありますように

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